布袋寅泰のギターの凄さはテクニックのみにあらず！

ライブで聴いた布袋寅泰さんの奏でるギターの音色が、体の奥の奥まで響きました。

友達に誘われて行ったライブで、私は彼にあまり興味がなかったのに、ステージで布袋寅泰さんの最初の音を聴いたときに一気に引き寄せられました。布袋寅泰さんの想いが音色に乗って、最初の音から私の胸に響いたのです。

周囲はキャーキャー騒いでうるさく、正直耳障りでしたので、彼の(歌もいいのでしょうが)音だけを聴いていたかったです。

アップテンポで弾けるサウンドももちろんいいのですが、私は哀愁漂う、どこか寂しげな曲からこそ布袋寅泰さんの奏でる音色の深さを実感します。

感情が音に乗って届く感じ。指使いの巧みさが生み出す絶妙な展開は、他のアーティストではなかなか真似できないと布袋寅泰さんの音を感じます。

できれば歌わないで、ギターの音だけをただ聴いていたいところで、ライブでは彼が奏でるギターの音色だけに身を任せていたいのですが、人気アーティストではそうもいかないのが残念です。

思えば、氷室京介さんとBOOWY組んでいた時期から彼の音色に触れていたはずなのに、今さら布袋寅泰さんの良さを感じるのは、布袋寅泰さんがいい年齢の重ねかたをしているからかも知れません。

若い世代のギタリストの尖った音色と違って、ひとつの音の中に深い意味合いを感じるのは、この世代では布袋寅泰さんだけだと感じています。

言わずと知れた、80年代の伝説のバンド、BOOWYの元メンバーであり、ギタリストです。

ライブハウスで着実に動員を増やしデビュー、その後も自分達の音楽を作るために、次々版元を鞍替えしていったというスタイルが、格好が良いのです。

マスコミへの露出を嫌い、BOOWYの真髄はライブで確かめろ的なスタンスもファンにはたまらない魅力でした。

また、ファーストアルバムからラストアルバムまでにあらゆるスタイルのサウンドにチャレンジして、それ以降の日本のバンドシーンの礎を築いたのもこのBOOWYというバンドなのです。

そのBOOWYをギタリストとして、引っ張っていた布袋寅泰さんがカッコ良すぎるのです。

ビジュアル的にも、いかつい顔をして、 黒と白のカラーリングイメージをバンドカラーにした戦略もめちゃくちゃ好きでした。

布袋寅泰さんのギターはテクニック的にも素晴らしいと思います。しかし特に私の気に入っているのは、彼の勢いの良さなのです。

「日々変化してこそロックン・ロール」という、彼の考え方が、その勢いを助長しているのでしょう。これは解散後、ソロになってからも変わりがありません。

いつまでも、カッコイイ「ホテイ様」であって欲しいと思うのです。

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ギターを毎日のように練習しているのになかなか上達しない。。。

どうせならギターがもっと効率よく学び、うまくなりたいと考えている人も多いのでは？

布袋寅泰さんのように自由自在にギターを弾けたらどんなに楽しく、心地よいでしょう。

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