ギタリストランキング！世界の名ギタリスト！

音楽にはかかせない花形楽器「ギター」

そのギターを自在に操るギタリスト。

エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジといった3大ギタリスト、それ以外にトニー・アイオミ、カルロス・サンタナetc・・・

世界を見渡せばとんでもないスーパーギタリストが存在します。

2003年・2011年アメリカの音楽雑誌「ローリングストーンズ」が行った歴代ギタリストランキングから私的イチオシのギタリストをピックアップします。

ギター上手くなりたくないですか？それならやっぱりプロに教えてもらうのが早道！
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スティーヴィー・レイ・ヴォーン(Stevie Ray Vaughan)

2003年7位→2011年12位

米テキサス州生まれ、8歳でギターを始め、兄のジミーヴォーンの影響でロックンロールとブルースに傾倒。78年にダブル・トラブルを結成。
82年のモントリオールジャズフェスティバル出演をきっかけに、世界的に注目されるようになりました。デヴィッドボウイの目にとまりアルバム『ＬＥＴ’Ｓ　ＤＡＮＣＥ』(83年)でのギターが注目をあびることになります。

1990年8月27日、エリッククラプトンらと共演したコンサート終了後、移動のために乗ったヘリコプターが墜落し死亡。享年35歳。

フェンダーのストラトキャスターに太い弦をはり、パワフルにブルース＆ロックを演奏するスタイル。

彼が生きていたらもっと多くのすばらしいギタープレイが聞けたのにと残念で仕方ありません。

一流のテクニックのみならず、ギターの表現力はスティーヴィー・レイ・ヴォーンにしか出せない独特なものです。

1音聴いただけで彼の音であるとわかる圧倒的な個性をもったブルースロックギタリスト。

35歳という若さで亡くなってしまいましたが、その後も彼の存在は多くのギタリストに影響を与え続けています。

私がハードロックヘビーメタルからブルースに興味をもったのもスティーヴィー・レイ・ヴォーンのギタープレイを聴いたことがきっかけになりました。

B.B.キング（B.B.King）

2003年3位→2011年6位

あるゆるジャンルのミュージシャンと交流し、音楽業界のトップを走り続け、ブルースを世界中に広めた第一人者がBB・キングです。

1950年代から晩年まで活躍したブルース界の巨人はブルースを愛し続け、泣きの「スクイーズ・チョーキング」を主体としたギタープレイとゴスペル的な歌声でファンを魅了し続けました。

エリック・クラプトンやジョン・メイヤー、サンタナなど多くのスーパーギタリストに影響を与え、さまざまなアーティストとのライブ共演やアルバム制作を行った彼の功績ははかり知れません。

典型的な泥臭い印象のブルースだけではなく、洗練された都会的なメロディーや構成の曲も多いのもB.B.キングの音楽の特徴です。

チャック・ベリー（Chuck Berry）

2003年6位→2011年7位

ロックンロールの創始者の一人で「ロック界の伝説」と敬愛されるチャック・ベリー。

ロックの基本となるリズムパターンを考案し、それまで脇役的存在のギターという楽器をメジャーな楽器におしあげた偉大なギタリストです。

特徴的なギターリフを使った音楽スタイルは、後の多くのミュージシャン達に多大な影響を与えました。社会的メッセージが込められた数々の歌は当時の若者に共感され、80歳を超えて以降もステージ活動を続けました。90歳没。

ビートルズやローリングストーンズなどに多大な影響を与えた人物としても有名でチャック・ベリーを敬愛しているジョン・レノンは「ロックンロールに別名を与えるとすれば『チャック・ベリー』だといわしめたほどの存在です。

チャック・ベリーがいなければロックンロールは今のような地位を確立できていなかったのではないでしょうか。

リッチー・ブラックモア（Ritchie Blackmore）

2003年55位→2011年50位

Deep Purpleのカリスマギタリスト、リッチー・ブラックモア。

ロックギターにクラシック音楽のフレーズを導入するなど、ロックという音楽の幅を大きく押し広げた功績は誰もが認めるところです。

1970年代ディープパープル、レインボーなどのスーパーバンドでの活躍でハードロックシーンに新しい流れを作ったと言えます。

一度聞いたら耳に残る天才的なギターリフを生み出し、ギターソロでも、クラシカルなアルペジオや速弾きを披露。こういった手法は以後のギタリストに計り知れない影響を与えました。

彼の影響を受けたハードロック・ヘビーメタル系のギタリストは数多く存在しますが、有名なのがスーパーギタリスト「イングウェイ・マルムスティーン」。彼のギタープレイを聴けばリッチー・ブラックモアの影響を色濃く感じることができます。

そんなカリスマギタリスト、リッチー・ブラックモアの順位の低さがイマイチ納得できないのは私だけではないはず。

ハードロック・ヘヴィメタルの元祖ギターヒーローと呼ぶにふさわしい存在がリッチー・ブラックモアと言えるでしょう。

Deep Purple – Made in Japan – Highway Star

ランディ・ローズ（Randy Rhoads）

2003年85位→2011年36位

クワイエット・ライオットとオジー・オズボーンのバンドの初代ギタリストで惜しくも25歳という若さで飛行機事故により亡くなったランディー・ローズ。

若きギターヒーローが才能を開花させようとしていた矢先の出来事で

ギタリスト発掘に定評のあるヘビーメタルの帝王オジー・オズボーンに才能を見出されたことは有名です。

クラシック音楽とロックを融合させたギタープレイは前述のリッチー・ブラックモアに影響を受けた部分が大きかったようです。

ヨーロッパ的な湿っぽさを感じられるメロディアスなギタープレイが特徴で、アメリカ的な明るいギタープレイで活躍していた天才ギタリストエディ・ヴァン・ヘイレンと比較されることも多かったようです。

当時ギターヒーローとして、この二人が比較され高い人気を誇っていました。

オジー・オズボーンのバンドの後任スーパーギタリスト、ジェイク・E・リーでさえ「ランディー時代の曲のソロは彼が弾いていたフレーズをそのまま弾いている。なぜなら、それ以上最高のソロなんて思いつかないからね。」と評価されるほど。

エディ・ヴァン・ヘイレンとともにハードロックやヘビーメタルという音楽にテクニカルな部分を大いに取り入れ、ギターテクニックという点を飛躍的に向上させたことが、ランディ・ローズが評価されている理由でもあるでしょう。彼が生きていたら。。。と思わずにはおれません。

Ozzy Osbourne – “Mr. Crowley” Live 1981

ジョン・フルシアンテ（John Anthony Frusciante）

2003年18位→2011年72位

世界的ロックバンドRed Hot Chili Peppersの元ギタリストであり「白いジミ･ヘン」と称されるほどの存在。

ジョン・メイヤー、デレク・トラックスと共に現代の三大ギタリストに選出され名実ともに世界最高レベルのギタリストとして活躍しています。

初期でのギターはハードロックスタイルでしたが徐々にファンキーなギタープレイに磨きがかかり、カリフォルニケイション以降は繊細な性格から「枯れたギター」と呼ばれる哀愁漂うサウンドのギタープレイが目立つようになります。

麻薬中毒から復帰した現在のギタープレイはよりシンプルになり、ギター・ソロのトーンは魂の叫びを感じることができます。コードワークもすばらしく、ギターの音作りも特徴的。

歌が上手いのも有名でギタリストなら一度は必ず憧れる最高のギタリストの一人です。

John Frusciante – TOP 10 solos

ローリング・ストーン誌が選ぶ最も偉大な100人のギタリスト2003&2011

	2003年	主な所属バンド	2011年	主な所属バンド
1位	ジミ・ヘンドリックス		ジミ・ヘンドリックス	ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
2位	デュアン・オールマン	オールマン・ブラザーズ・バンド	エリック・クラプトン	クリーム
3位	B.B.キング		ジミー・ペイジ	レッド・ツェッペリン
4位	エリック・クラプトン		キース・リチャーズ	ザ・ローリング・ストーンズ
5位	ロバート・ジョンソン		ジェフ・ベック
6位	チャック・ベリー		B.B.キング
7位	スティーヴィー・レイ・ヴォーン		チャック・ベリー
8位	ライ・クーダー		エドワード・ヴァン・ヘイレン	ヴァン・ヘイレン
9位	ジミー・ペイジ	レッド・ツェッペリン	デュアン・オールマン	オールマン・ブラザーズ・バンド
10位	キース・リチャーズ	ローリング・ストーンズ	ピート・タウンゼント	ザ・フー
11位	カーク・ハメット	メタリカ	ジョージ・ハリスン	ザ・ビートルズ
12位	カート・コバーン	ニルヴァーナ	スティーヴィー・レイ・ヴォーン	ダブル・トラブル
13位	ジェリー・ガルシア	グレイトフル・デッド	アルバート・キング
14位	ジェフ・ベック		デヴィッド・ギルモア	ピンク・フロイド
15位	カルロス・サンタナ	サンタナ	フレディ・キング
16位	ジョーイ・ラモーン	ラモーンズ	デレク・トラックス	オールマン・ブラザーズ・バンド
17位	ジャック・ホワイト	ホワイト・ストライプス	ニール・ヤング	クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング
18位	ジョン・フルシアンテ	レッド・ホット・チリ・ペッパーズ	レス・ポール
19位	リチャード・トンプソン		ジェームズ・バートン	TCBバンド
20位	ジェームズ・バートン		カルロス・サンタナ	サンタナ
21位	ジョージ・ハリスン	ビートルズ	チェット・アトキンス
22位	マイク・ブルームフィールド		フランク・ザッパ	ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション
23位	ウォーレン・ヘイネス		バディ・ガイ
24位	ジ・エッジ	U2	アンガス・ヤング	AC/DC
25位	フレディ・キング		トニー・アイオミ	ブラック・サバス
26位	トム・モレロ	レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、オーディオスレイヴ	ブライアン・メイ	クイーン
27位	マーク・ノップラー		ボ・ディドリー
28位	ステファン・スティルズ		ジョニー・ラモーン	ラモーンズ
29位	ロン・アシュトン	ストゥージズ	スコティ・ムーア
30位	バディ・ガイ		エルモア・ジェイムス
31位	ディック・デール		ライ・クーダー
32位	ジョン・シポリナ	クイックシルバー・メッセンジャー・サービス	ビリー・ギボンズ	ZZ Top
33位	リー・ラナルド	ソニック・ユース	プリンス
34位	サーストン・ムーア	ソニック・ユース	カーティス・メイフィールド
35位	ジョン・フェイヒー		ジョン・リー・フッカー
36位	スティーヴ・クロッパー	ブッカー・T&ザ・MGズ	ランディ・ローズ	クワイエット・ライオット
37位	ボ・ディドリー		ミック・テイラー	ザ・ローリング・ストーンズ
38位	ピーター・グリーン	フリートウッド・マック	ジ・エッジ	U2
39位	ブライアン・メイ	クイーン	スティーヴ・クロッパー	ブッカー・T&ザ・MG's
40位	ジョン・フォガティ	クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル	トム・モレロ	レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
41位	クラレンス・ホワイト	バーズ	ミック・ロンソン
42位	ロバート・フリップ	キング・クリムゾン	マイク・ブルームフィールド	バターフィールド・ブルース・バンド
43位	エディ・ヘイゼル	ファンカデリック	ヒューバート・サムリン
44位	スコッティ・ムーア		マーク・ノップラー	ダイアー・ストレイツ
45位	フランク・ザッパ		リンク・レイ
46位	レス・ポール		ジェリー・ガーシア	グレイトフル・デッド
47位	T-ボーン・ウォーカー		ステファン・スティルズ	クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング
48位	ジョー・ペリー	エアロスミス	ジョニー・グリーンウッド	レディオヘッド
49位	ジョン・マクラフリン		マディ・ウォーターズ
50位	ピート・タウンゼント	ザ・フー	リッチー・ブラックモア	ディープ・パープル
51位	ポール・コゾフ	フリー	ジョニー・マー	ザ・スミス
52位	ルー・リード		クラレンス・ホワイト	バーズ
53位	ミッキー・ベイカー		オーティス・ラッシュ
54位	ヨーマ・カウコネン	ジェファーソン・エアプレイン	ジョー・ウォルシュ	イーグルス
55位	リッチー・ブラックモア	ディープ・パープル	ジョン・レノン	ザ・ビートルズ
56位	トム・ヴァーレイン	テレヴィジョン	アルバート・コリンズ
57位	ロイ・ブキャナン		ロリー・ギャラガー	テイスト
58位	ディッキー・ベッツ		ピーター・グリーン	フリートウッド・マック
59位	ジョニー・グリーンウッド	レディオヘッド	ロビー・ロバートソン	ザ・バンド
60位	エド・オブライエン	レディオヘッド	ロン・アシュトン	ストゥージズ
61位	アイク・ターナー		ディッキー・ベッツ	オールマン・ブラザーズ・バンド
62位	ズート･ホーン･ロロ	ザ・マジック・バンド	ロバート・フリップ	キング・クリムゾン
63位	ダニー・ガットン		ジョニー・ウィンター
64位	ミック・ロンソン		デュエイン・エディー
65位	ヒューバート・サムリン		スラッシュ	ガンズ・アンド・ローゼズ
66位	ヴァーノン・リード	リヴィング・カラー	レスリー・ウェスト	マウンテン
67位	リンク・レイ		T-ボーン・ウォーカー
68位	ジェリー・ミラー	モビー・グレープ	ジョン・マクラフリン
69位	スティーヴ・ハウ	イエス	リチャード・トンプソン
70位	エドワード・ヴァン・ヘイレン	ヴァン・ヘイレン	ジャック・ホワイト	ザ・ホワイト・ストライプス
71位	ライトニン・ホプキンス		ロバート・ジョンソン
72位	ジョニ・ミッチェル		ジョン・フルシアンテ	レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
73位	トレイ・アナスタシオ	フィッシュ	カート・コバーン	ニルヴァーナ
74位	ジョニー・ウィンター		ディック・デイル
75位	アダム・ジョーンズ	トゥール	ジョニ・ミッチェル
76位	アリ・ファルカ・トゥーレ		ロビー・クリーガー	ドアーズ
77位	ヘンリー・ヴェスティン	キャンド・ヒート	ウィリー・ネルソン
78位	ロビー・ロバートソン	ザ・バンド	ジョン・ファイー
79位	クリフ・ギャラップ	ジーン・ヴィンセント	マイク・キャンベル	トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
80位	ロバート・キーン	ザ・ヴォイドイズ	バディ・ホリー
81位	デレク・トラックス		ルー・リード
82位	デヴィッド・ギルモア	ピンク・フロイド	ネルズ・クライン	ウィルコ
83位	ニール・ヤング		エディ・ヘイゼル
84位	エディ・コクラン		ジョー・ペリー	エアロスミス
85位	ランディ・ローズ		アンディ・サマーズ	ポリス
86位	トニー・アイオミ	ブラック・サバス	J・マスシス	ダイナソーJr.
87位	ジョーン・ジェット	ザ・ランナウェイズ	ジェイムズ・ヘットフィールド	メタリカ
88位	デイヴ・デイヴィス	キンクス	カール・パーキンス
89位	D.ブーン	ミニットメン	ボニー・レイット
90位	グレン・バクストン	アリス・クーパー	トム・ヴァーレイン	テレヴィジョン
91位	ロビー・クリーガー	ドアーズ	デイヴ・デイヴィス	ザ・キンクス
92位	フレッド・スミス	MC5	ダイムバッグ・ダレル	パンテラ
93位	ウェイン・クレイマー	MC5	ポール・サイモン	サイモン&ガーファンクル
94位	バート・ヤンシュ		ピーター・バック	R.E.M.
95位	ケヴィン・シールズ	マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン	ロジャー・マッギン	バーズ
96位	アンガス・ヤング	AC/DC	ブルース・スプリングスティーン
97位	ロバート・ランドルフ		スティーヴ・ジョーンズ	セックス・ピストルズ
98位	リー・スティーブンス	ブルー・チアー	アレックス・ライフソン	ラッシュ
99位	グレッグ・ギン	ブラック・フラッグ	サーストン・ムーア	ソニック・ユース
100位	キム・セイル	サウンドガーデン	リンジー・バッキンガム	フリートウッド・マック